今年の長崎くんちまであと一週間、昨日今日と長崎は雨が降りましたが、来週はいい天気で迎えて欲しいものです。
さて、長崎くんちの場所踏みをお伝えしていましたが、鍛冶屋町と今籠町、上町がまだでした。もう、場所踏みは行われていませんが、上町以外の場所踏みの動画は撮ってありますので、演し物の紹介と合わせて、動画を貼り付けたいと思います。
まず、最初に鍛冶屋町。鍛冶屋町の町名の由来はその名のとおり鍛冶職人が集まってできた町です
。鍛冶屋町は、昭和27年から宝船・七福神を奉納しています。はじめに7人の女性が扮した七福神が宝船の先頭に乗って登場。七福神による本踊り「賑諏訪社宝入船」が始まります。その後、宝船の曳きまわしが始まります。宝船の絢爛豪華な金・銀・珊瑚の飾り物は、昭和27年の最初に奉納された時に作られたもので50年以上のものだそうです。今年は初めて、7回転半船を回すという大技が披露され、宝船最大の見所となることでしょう。
では、9月12日に八坂神社で行われた場所踏みの動画をご覧ください。なお、七福神の踊りはこの日はありませんでした。
[高画質で再生]
2009長崎くんち場所踏み-鍛冶屋町-
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次に、今籠町。今籠町は57年ぶりの出場で、くんち奉賛名誉会長がさだまさしさんと今年一番の話題の踊り町です。今籠町は、祟福寺通り周辺の地区にあたり、現在は鍛冶屋町の一部になっています。歌手のさだまさしさんの喫茶店「自由飛行館」もここにあります。今籠町の由来は、竹籠の需要が高まったため、最初に竹籠職人が多く集まった本籠町に代わって竹籠職人が新たに集まってきた新籠町が正保年間に今籠町と改称されました。
今籠町は、本踊 「秋祭賑諏訪乃獅子舞(あきまつりにぎわうすわのししまい)」を奉納します。踊りを指導するのは、町内に稽古場を構える花柳輔芳師匠です。踊りの中でも、特に2本の棒を使った踊りや白いさらしを羽ばたかせる舞はとても艶やかで、躍動感があり、見る者を惹きつけることでしょう。本番での本籠町の57年ぶりの復活の舞に大いに期待したいと思います。
では、9月13日に八坂神社で行われた今籠町の場所踏みを動画でご覧ください。
[高画質で再生]
2009長崎くんち場所踏み-今籠町-
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次に、上町。上町は、長崎の民放局「長崎放送(NBC)」があるところで、初期の頃の長崎において船着場に、現在の瓊の浦公園付近にあたる場所に船津町が形成され、その対岸が開かれて、上のほうの通りを上町といったことに由来するそうです。上町は、今年の長崎くんちの初日諏訪神社の奉納踊りで一番手を務めます。上町の演し物は、本踊 「紅葉花諏訪祭伊達競(もみじばなすわのまつりのだてくらべ)」を奉納します。この踊りは、江戸の吉原を題材に作られたもので、女の伊達姿で派手に軽妙に演じられるとのことです。この本踊りを演じるのは、丸山の長崎検番の芸妓さんたちです。残念ながら、場所踏みでは見ることはできませんでしたが、くんち本番ではプロの艶やかな踊りに魅了されることでしょう。なお、検番の踊りの前には、町内子供連中のかわいらしい踊りが演じられます。9月13日の今籠町の場所踏みの前に、上町の町内子供連中の踊りを観る事ができました。本番ではかわいらしい踊りに声援が飛ぶこと間違いなしでしょう。
明日10月1日から諏訪神社で例祭が始まります。そして、一年のうちで長崎一番の盛り上がりをみせる長崎くんちまであと一週間。今年も大いに盛り上がることでしょう。
長崎くんち公式HP→
長崎くんち<長崎伝統芸能振興会>
参考サイト:記事を書くにあたって下記のサイトを参考にさせていただきました。
龍〜なが 長崎新聞ホームページ
ここは長崎ん町・歴史の街長崎観光ぶらり散策
長崎くんちの際の宿泊の御予約は、
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