今日夕方、地震が比較的少ない長崎で最大震度3の地震があった。当時私は阿部首相の記者会見をテレビで見ていたところで、周期の大きい揺れが1秒から2秒ほど続いただろうか。妻もビックリしていた。改めて日本が地震国であることを感じた。
さて、今日は私が住む松が枝からも見える「どんの山公園」を紹介したい。今日私は夕暮れに運動もかねて、大浦元町にある「どんの山公園」まで徒歩で行ってみた。私の住むマンションから1qぐらいのところにあるのだが、「どんの山公園」は山の頂上にあるので行きはかなりの運動量である。毎日歩けばよい運動となるだろうが、私の仕事が不規則であるため、なかなかそうもいかない。途中、コスモスが咲いているところがあり、秋を見つけることができた。私の家から約20分程度で「どんの山公園」に着いた。
「どんの山公園」は、活水学院や海星高校がある東山手の背後の山の頂にあり、標高は約130mである。
「どんの山公園」には、現在の
長崎海洋気象台の前身である「長崎測候所」があり、明治31年(1898)から昭和24年(1949)まで気象観測がなされていた。そして、同時に長崎市民に時刻を知らせるために、明治36年(1903)から昭和16年(1941)までの38年間、毎日正午に空砲(牛砲)が鳴らされた。その空砲の音から、どんの山の名前の由来ともなった。現在どんの山公園には、大正11年(1922)から昭和16年(1941)まで使われた大砲が残っている。

空砲に使われた大砲
現在公園内はグラウンドになっており、遊具が少しあるくらいである。しかし、グラウンド周辺からの見晴らしがよく、長崎の市街地の大パノラマが広がり絶景である。

どんの山公園

どんの山公園から浦上方面を望む

どんの山公園から南山手方面を望む
また、山の上までびっしりと家が建ち並び、斜面都市長崎を実感させる場所でもある。

どんの山公園から田上方面を望む
どんの山公園からの帰りは楽で15分位で自宅についた。途中、秋の特有の雲であるうろこ雲が赤く染まってとても美しかったのでつい写真に撮ってしまった。
どんの山公園は、駐車場がなく、車も入らない所にあり長崎の人でも近所の人以外はあまり訪れることはない。しかし、ここから見る風景はすばらしく、牛砲が鳴らされたという歴史もあるのでぜひ知って欲しいと思い紹介させてもらった。バスで行くには大平橋経由の田上行きに乗り、大浦中学校バス停で降りるとよいであろう。

どんの山公園の地図(※
印刷用マップ)
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