今日は、長崎地方はいい天気に恵まれました。しかし、この時期にしては寒いですよね。風邪などひかないように気をつけてください。私も若干風邪気味です。
さて、今日は私の住む松が枝町内にあるナガサキピースミュージアムに行って来ました。昨日から『上野彦馬が撮した 幕末の長崎』と題して開催されています。私が古写真が好きなこともあり、早速見に行きました。
今回展示されている写真は、日本初の商業カメラマン・上野彦馬が幕末に撮影した写真で、長崎の老舗のべっ甲店・江崎べっ甲店が所蔵する『上野彦馬撮影局開業初期のアルバム』の中の187点のうち約60点をコピーして展示しています。江崎べっ甲店は上野彦馬と縁戚にあたるそうです。

上野彦馬
上野彦馬の肖像写真のほか、後藤象二郎などの明治維新の志士たちや、外国人、彦馬の親類縁者などの人物、創建時の大浦天主堂、彦山、中島川、東山手、三菱製鉄所、風頭からの長崎鳥瞰、長崎港口、英国領事館などの古写真が展示されています。
面白いのは、被写体である日本人女性の顔がいくつか削られているということ、被写体の男性の愛人なのか遊女も写っているそうで、幕末の人間模様が垣間見れる感じがみてとれます。また、当時写真を撮る時、手から魂が吸い取られると信じられていたそうで、ほとんどの人が手を隠していました。また、造成中の東山手や一番長崎が華やかであっただろう幕末の長崎港を写した写真には、多くの船が停泊しており、当時の長崎の繁栄がわかります。
『江崎べっ甲店所蔵アルバム写真展・上野彦馬が撮した 幕末の長崎』は、6月1日(日)まで松が枝観光国際埠頭そばにあるナガサキピースミュージアムで開催されます。グラバー園からも近いのでぜひ訪れていただきたい思います。
ナガサキピースミュージアムに立ち寄って幕末の長崎にタイムスリップしてみませんか。詳しくは、
ナガサキピースミュージアムのホームページをご覧ください。
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