以前、
笑点でおなじみの秩父市出身の
林家たい平師匠に
インタビューをしたとき、こんな事を話していました。
「秩父に来て何が一番味わいたいって言うと「ゆっくり流れる時間」を味わうと言うのも僕は絶対大切な事だと思うんですね。
ここは、東京ではないっていうか、秩父に来たら秩父時間を存分に味わって欲しいということですね。
だからね、車で来てもあえて御花畑駅から子どもを連れて、秩父鉄道に乗ったりするんですよ。
昔はもっと車内が木造りだったなんて話をして!
そうして一駅停まると、秩父鉄道の駅は未だにびっくりするくらいに映画のワンシーンのような駅が次から次へと登場するんですよね。僕はそういうのが、すごく楽しいですね。」
って言う訳で、今回は、
秩父の駅をシリーズで紹介しましょう。
まずは、たい平師匠のインタビューにも出てきた
「
御花畑駅」です。
写真でもお分かりでしょうが、
芝桜駅となっています。今年の4月から、御花畑駅の
副駅名として「
芝桜駅」を加えました。
今では
秩父市最大の観光地となりました
「羊山公園 芝桜の丘」は、この御花畑駅が秩父鉄道での最寄り駅として、春には、大変賑わいます。
そこで、秩父鉄道では、副駅名を加え
「御花畑駅(芝桜駅)」としました。
昨年の4月は、「
黒谷駅」を「
和銅黒谷駅」に変えたり、
秩父鉄道さんも秩父の観光に力を入れていただいております。
感謝!感謝!
近くには、団子坂かあり、芝桜の期間(4月〜5月上旬)には、
団子も販売しています。
この御花畑と言う駅名の由来は、秩父夜祭の際の斎場がすぐ近くにあり、その斎場の美称としての御花畑を取り「御花畑駅」と命名したようです。

秩父夜祭の時の斎場となる秩父公園
また、御花畑駅のすぐ脇の架線は、取り外しできるようになっています。

踏み切り両側の鉄柱がたっているのが分かりますか?
この間の架線を屋台通過の時、取り外します。
これは、秩父の夜祭で山車(だし)が通過する際、山車が架線にひっかかってしまうためす。
その特殊架線の区間のすぐ先が、
団子坂という急坂で、この団子坂を山車を引き上げるのが、
秩父夜祭のクライマックスと言われています。

団子坂の写真です。