ひまわり倶楽部も演奏した公会堂。
以下新聞より・・
地震で倒壊する危険性が指摘され、
2010年9月から使用停止となっている米子市公会堂で28日、
耐震補強・改修工事が始まった。
文化の礎として役割を果たしてきた公会堂は今年で築55年。
新たなにぎわい創出の拠点としても整備を進め、14年3月の再開を目指す。
公会堂は10年3月に耐震強度不足が判明。
存続か廃止かの激論を経て、野坂康夫市長が同11月に存続を表明した。
市によると、総事業費は15億2千万円。建物の概要(1120席、延べ床面積約5千平方メートル)は改修後も同じで、名建築家・村野藤吾(1891〜1984年)がピアノをモチーフに設計した外観の意匠をそのまま残す。屋根を取り換えて耐震性を高め、構造耐震指標(Is値)は現状の0・15から基準の0・675を上回る0・7以上となる。
前庭は、敷地を囲っている門扉や土塁を撤去して憩いの場にする。
イベントに利活用してもらおうと、池も取り除いて全面を芝生化。
オープンカフェに使えるデッキスペースを設け、
今春から入居店を公募する。
文化芸術関係者らでつくる公会堂市民会議の小谷幸久会長(64)は
「素晴らしい改修案がいよいよ実現に結び付く。
ホールでイベントがない時でも市民が自由に行き交う開放的な空間となり、
市街地の活性化につながると期待している」と話している。
絵・・蔵りすとさん。


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