「合戦に際しどのように準備し、軍団構成をし、統制していったのか」
というあおり文を見て、買った学研新書。
最初の内は「戦国時代の定義とは〜」なんて話が続いていたので、看板に偽りありかと思ったが、全体の3分の1を過ぎた当たりから、まさに看板通りの内容になってくる。
詳しいひとにはいまさらのことだろうが、こういう視点で平易にまとめられた1冊となると意外と珍しいのではないだろうか。
まあ、旧刊で存在していても、なかなか見かけないものだろうし、新刊でこうして店頭に並ぶことに意義があるというものだろう。私もそれで出会えたわけだし。
あらためて、戦国時代の合戦やさむらいのありようを知ることができてなかなかおもしろかった。新刊だけあって、一応最新の研究成果が取り入れられているのもいいところだ。
最近じゃ、「長篠の戦い」で信長軍が鉄砲を三段撃ちした、なんて書いたら恥ずかしいことになってしまっているらしい。教科書にさえ書いていたことなんだけどな。
読んだ成果を直結させられるネタがないこともないので、ぜひ生かしたいもの。
6月17日
・ぐったり
・『戦国魔神ゴーショーグン』
『戦国魔神ゴーショーグン』がネット配信されてるので、見た。
脚本もここ20年で進化していることがわかった。なるほど。

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