11月6日
ようやく届いたのでこれから読む。
ああ、収入ないのに。収入ないのに。
帆装軍艦ものには比較的「まっとうなヒーロー像」が描かれることが多いように思う。この〈紅の勇者 オナー・ハリントン〉シリーズも例に漏れないわけだが、この共通性はなんだろう。
もちろん、カーティス・ニュートンのような完全無欠のヒーローではなく、それぞれに人間的弱点は持っているが(ボライソーは高所恐怖症であったり!)、正義漢(ハリントンは女性なので問題のある形容だが)であり高潔の士であり、ヒーローとしての多くの能力に秀でている。
もちろんそれが求められているから、そうした造形が施されるわけなのはわかっているが、問題はなぜそれが求められるか、というところだ。
ここをはき違えると、とんだ「勘違い主人公」を生み出してしまいかねない。
それとも、スーパーヒーローであれば、意外と読者はなんでもいいのかもしれないけれど。
今日も、『アニメーションノート』がらみで取材。
池袋のクロックアップさんにおじゃまして、制作中のゲームのビジュアル面、ことにムービーなどについていろいろお聞きした。
といっても、今回も私はオブザーバー的な立場で、主力は別のライターが担当するのを見ているだけ。

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