「血染めのユフィ」
今回も邪悪な脚本を堪能させていただきました。
なんつうか、これってもしかして『ガンダムシード』に対するイヤミかしら。お姫様のキャラってすごく『ガンダムシード』のとあるキャラクターにかぶってるし。立ち位置とか、髪の色まで。
んで、その子がまさにサブタイトルどおりに血にまみれるわけで、ある意味で実に痛快。もちろんちゃんと悲劇として描かれてはいるわけだけど。
あの可愛い声で「虐殺です!」ってのが実にいい。
なんだかネット上ではこの作品が売国的だとかなんとか、いろいろかまびすしい声もあがっているが、ほんとにフィルムを見ての反応か。
私には「右も左も○○もあるかー! ドラマの前にはすべて無力だーー!」って声が聞こえてくるんだけど(○○には好きな団体名を入れましょう)。
ただ、この場合のドラマってのがどうにも邪悪なわけだけど。もちろん、心に痛いだけのものではなく、ちゃんと物語が読み解かれていく知的興奮も用意されている脚本だからこの邪悪さが許されるわけではある。
というわけで、次回は地上波最終回。たのしみたのしみ。
……っていうか、今回はオンラインで見たんだよね。もう地上波要らない?
3月30日
神様てえのは確かにいるんだろうと思う日がある。

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