RPG(てーぶるとーくとかみっともないからやめようよもう)『ソードワールド』のリプレイテキストから派生したマンガ。
面白かった。『ソード〜』自体はどちらかというなら、好きでないゲームの方に入るんだけど、これは面白かったなあ。
もとのリプレイテキストは読んでないけど、テキストのリプレイってろくでもない日本語のやつが多かったので敬遠してたのよね。しばらく。
で、こういうちゃんとしたマンガが出せるなら、読み物としてのリプレイはもういらないんじゃないのかねえ。ゲーム解説としては、マンガ形式に次ぐやり方だとは思うけど、もうそれ以上ではないでしょ。そもそも、「なにかの出来損ない感」がするんだよなあ、テキストリプレイを読み物として成立させるって。
きくたけさんとか、そういうのに天才的なひともいるけど、あくまであれはフィクションだしねえ。だったら、小説なり戯曲なり、もっとおはなしを楽しませるのに向いた形式があるような……。って、文句はいいか。
とにかくこのマンガは面白かったですよ。惜しむらくは、このマンガで初めてこの世界に触れたひとのために、ゲームへの導入部分がもっとあるとよかったなあ。……それも、もはやゲームは必要ないってことを意味しているのかしらん。それはそれでちょっと寂しい。
7月21日
・死に日

0