『ワルキューレの伝説』を買って、初めて知った冨士宏のマンガ。
13世紀ヨーロッパの城を舞台に、新米城主がさまざまなトラブルを乗り越えていく……かと思ったら終わってしまっていた。
どうやら『ゲーメスト』の版元新声社の倒産のあおりを食ってしまったようで……つ、続きが読みたい!
おもしろいよこれ!
冨士まんがらしい淡々としたテンポがこの『城物語』ではさらに度合いを増していて、実にのんびり。
その一方で、主人公を中心とした群像劇、歴史劇としてのできの密度は高くすばらしい。
続きやらせてくれる雑誌はないものでしょうかね。
一部で時代劇マンガばやりの昨今、歴史物マンガ専門誌とかできないかしら。そうでなくても、歴史マンガはいまムーブメントが来てると思うんだけどなあ。
とりあえずこれは買いですよ。注文、注文!
……そういえば『モデルグラフィックス』誌の『ばら物語』もいつ単行本出るのかねえ。
1月29日
・『アニメーションノート』取材
・おそれおおいカップ
・力尽きました
1330、中野坂上集合。

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