空想海軍　航海日誌

●コミケ帰りに海鮮丼
　コミケ帰り、売り子でお手伝いいただいた逢川奈々さんと夕食がてら延々話す。いつもはメールを通じてのやりとりなので、こういうときにコミュニケーション。
　つい語っちゃって、いかんねえ。
　でも楽しかった。
　年明け、遅い新年会をまたやりましょう。

●パラレルアクト、次はこんなんを……
　とりあえず、「追加キャラクター」で、あとふたり出しちゃいたいね。いまの予定では、それぞれにシナリオをつけて2000円くらい？　それともキャラカードだけのほうがいいかしら。
　まあそれよりなにより、パラレルを遊んでくれる基礎人口をもっともっともっともっと増やさないといかんよね。いかんよね。
　そのために、プレイのノベライズをやろうと思っているのです。

●意外な注目作だった
　ついったでフォローしている中のひと（具体的には柚木涼香さん）が大変楽しそうに話しておられたので、とくに興味がなかったタイトルなのだけど、ちょっと見てみた。
　意外と面白い。
　萌え系、などとひとくくりにされて、業界内でさえちょっと下に見られているこの種（どの種の？）のタイトルだけど、現場のスタッフは頑張っているのね、という好例でした。
　脚本やキャラ造形に破綻がなく、割合素直に感情移入できたし（出来の良さに思わず唸ったりするほどではないのがかえって職人仕事的で感心したり）、なにより作画の力の入りようといったら！
　別にこのジャンルの見せ場である「えっちぃ」場面でもないのに、１カットでカメラがぐいぐい動く長回しカットが当たり前のようにあったり、どんだけ力のある原画マンが参加して入るんだ、とちょっと驚くような出来。
　全１３回、どの話数にもそういう見せ場がちゃあんとあって、しかもＤＶＤ版では地上波放送では見られなかった激しい「エッチな作画」まで見られると、お客に喜んでもらおう（お金払ってもらおう）というがんばりがすがすがしい。
　柚木さんが「エッチな作品だけど、現場は運動部みたいですごく楽しくやっていた」という趣旨のことを作品に対してもとても肯定的に言っていたのもさもありなん、という感じ。
　これ、次回作とかあるのかな。
　主人公はメインヒロインとくっついちゃったみたいだけど、他のヒロインはフリーなわけで、いろいろ事後展開できそうだよね。
　こういう楽しい作品は、商業的にも成功して欲しいもんです。自分がそれに貢献できないのが申し訳ないなあ。

●コミケブースに来てくださった方ありがとうございました

画像は当日のブースの様子（モバツイッターから転載）

　どういう奇跡が起こったか、「１個売れればいいかなー」と思っていた『パラレルアクト』は意外なほど手に取っていただけました。
　なにが功を奏したのかいまだによくわかりませんが、『パラレルアクト』というちょっとだけ新しい遊びになにか可能性を感じてもらえたのなら嬉しい限りです。
　また『モックロット城の妖姫』も予想より出ました。すごいすごい。
　今後も空想海軍では「胸躍るおはなし」を色んな形で提供して行けたらと思っています。
　パラレルアクトも、さらに新しいシナリオや追加キャラクター、そして基本セットのその先にある第２段階の遊び方など、もっとおはなしを楽しむための世界を拡げていくようがんばります。
（なにより自分が欲しいし）
　次回イベントもご縁がありましたらぜひよろしくお願いします。

　今回はありがとうございました。

　……でもね。

タイトルに間違いはない。



●なんとか生きてます
　いま抱えている仕事は某ノベライズと一応自著ということになるらしい『絵コンテ本（タイトル仮称）』。後者の方ですっかりテンパっております。
　『パラレルアクト』の製作やらなにやらですっかり物理的にも精神的にも追い詰められていたところだったんだけれど、どうやら年明けからの新しいお仕事を確保させてもらえてほっと一息。そうなると、俄然目の前の仕事にもやる気が出てくるから人間は不思議だなあ。
　その来年の仕事の関係で、昨日先様をお呼び立てして打ち合わせ。
　こういう打ち合わせ（どういう？）にありがちなことに大半は雑談に費やしてしまい、先様Ｈｙ氏には終電を逃してタクシーで帰ることに。申し訳ない限り。
　でもここんとこかなり引きこもり気味だったので、わりと会話に飢えていたの。すいません。
　Ｈｙ氏とは「今回の仕事でアニメ化をめざそー！」と気勢をあげる。戦果次第でどうやら目のない話ではないらしく、さらにやる気も出てくるというもの。目指せ、アイドル声優とウハウハ！　……それはいいか、もう。

　あーあと、映画『よなよなペンギン』公式ガイドブックが発売中です。この冬はアニメ系、子供向け系では注目タイトルが目白押しの中なのでちょっと目立たない感じもしますが、お財布に余裕ありましたら１冊。
　１月（？）に出るはずの、萌え絵マニュアル本も紹介したいんだけど、アフィリエイト引っかからないなあ……まああそこの会社（版元）はいつも情報掲示が遅いから……。

　なんにせよ、周囲の好意でかろうじて生かしてもらっているが、もうだいぶ前にいてもいなくてもいい人間にはなっていると思うのだな。しかし生きてくのやめるにしても、せめてその好意分だけでも戻してから、とは思う今日この頃。

30日のコミックマーケット、

2日目（30日）　z-22b　『空想海軍』

でお待ちしています。
当日は１５：００過ぎには撤収予定ですので、ご興味のある方はお早めにおいで下さいませ。



詳しくはこちらでどうぞー
http://green.ap.teacup.com/denkow/1923.html

●最近は戦術史に凝っている
　――といっても、まったくもって素人の私ゆえ、本格的に学んでいる人ほどには全然凝ってるわけではないんだけども。だから正確には「最近は戦術史をかじっている」てなところですか。
　古代戦術とか、日本戦国時代の戦術とか、関連した本を読んでてとっても面白いのである。もちろん頭のなかでは「カナンではどうだったのだろう」というのをずっと考えつつ、だ。

いろいろ悩んだ結果、『パラレルアクト　基本セット』の頒価、次のように決めました。

『パラレルアクト　基本セット』　初回頒価 2500円

まー同人誌としては高めの設定ですが、いろんなコスト考えるとこれ以下には下げられないなーというぎりぎりのセンです。各位ご容赦のほどを。
次回生産分は多分、これより値上げになります。

ちなみに追加キャラクターセットは予価の通り。

『パラレルアクト』追加キャラクター　ヌアット　頒価 1000円

よろしくお願いしまうー。

そのほか空想海軍のコミケ出展内容はこちらで〜
http://green.ap.teacup.com/denkow/1923.html

……考えてみれば、基本セットの方は物量で3倍以上あるのよね（プリントのコストはもっと）。1500円は甘すぎた見積もりだったわ……。はあ。

委託の品告知、第2弾〜！

第2弾はドラマＣＤです。

ドラマCDブック『ヤマモリミオカクロニクルｖｏｌ．1』

『空想海軍広報』でナレーションを勤めていただいている、逢川奈々さんが主演してらっしゃいます。
田中桂も脚本で参加していますが、まーそれはそれとして逢川ファンはぜひ購入〜！
ついでに『モックロット城の妖姫』も買ってね、買ってね！

ブログ　『逢川奈々が行く。』http://angel.ap.teacup.com/aikawa7/

空想海軍のコミケ出展内容はこちらでー
http://green.ap.teacup.com/denkow/1923.html

パラレルアクトが思ったよりデカブツになってしまったので、机にのっかるか微妙に不安になってきているんですが、空想海軍で委託をお引き受けした1冊を紹介ですー。


「トーグ・ソースブック 神聖ヴィクトリア帝国」
（B5／全52頁／表紙フルカラー／頒布価格500円）
著者：サークル見世物小屋【http://www.geocities.jp/showtent/】

日本版が店頭から消えて久しいにも関わらず根強いファンが多い、RPG『トーグ』のソースブック。
今回はトーグの世界観で『コード・ギアス　反逆のルルーシュ』ができるような、そんなソースブックらしいですよ。
ついでにパラレルアクトもお買い求め下さい〜。

空想海軍のコミケ出展内容はこちらでーー
http://green.ap.teacup.com/denkow/1923.html

パラレルアクト、基本セットの内容の写真です。
文字だけじゃ中身わかりづらいので撮ってみました。



これでも、ちゃんと全部は写ってないっていうか……全部ちゃんと拡げるとえらい面積が要るので無理でしたよ。

※もちろん、「追加キャラクターセット」はこれとはまた別に用意してます。

パラレルアクト　基本セットの詳しい説明はこちらでー
http://green.ap.teacup.com/denkow/1928.html