●いまはもうそれぞれの
「映画が完成して、もう村川小の子供たちのことを描けなくなることが寂しくなったりはしませんか?」
映画『宇宙ショーへようこそ』に関連して、こんな質問を先日、舛成監督にしたところ、次のような答が返ってきました。
「そんなことは思ったこともないなあ。だって、映画が終わったあとも子供たちはずっと生きていくし、未来もある。たまたま僕はあの一週間を映画として撮っただけだからね」
またこんなことも。
「あそこ(の場面)で夏紀がアレを見ちゃったら当然ああするでしょ。べつにドラマを盛り上げようとか演出的な意図がある訳じゃなくて、しょうがないんだよね。あとは(演出家が考えるのは)どう画面で見せるかだけ」
どの場面のことかはさて置くとして、舛成監督とキャラクター……いえ子供たちとの距離感がわかる話です。
監督の中ではもう、子供たちは単に映画の登場人物にとどまらない、もうひとつの現実に実際に生きている人間なのです。
映画をもう観た人には、きっとうなずける話なのではないかと思います。
もし未見のひとは、急いで、急いで! 劇場へ向かってくださいな。
なにしろ、ロングショットの多い監督の映画ですから、DVDはもとよりブルーレイでもあまり小さな画面では確認できない子供たちの活躍は、劇場のスクリーンで見るしかないのです。
宇宙ショーへようこそ 公式
http://www.uchushow.net/
※関連して「お客さんには色々想像して欲しいんだよね。映画の画面に見えてない部分も色々決めてはあるけど、どうせならみんなで想像して、同人誌とか作って欲しい」とも仰ってました。夏のイベントではいろいろ出るのかなあ。私も楽しみですインクちゃんのエ(以下強制削除)

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