ひとり使命を果たそうとする姫に迫るガンの魔の手。
果たして姫の純真は男たちの心を動かすのか?
運命を載せてハランクルクが大地を駆ける。
『ハランクルク 帝国の盾と辺境領の姫』第2回。
――これが〈帝国の盾〉の実力!
というわけで、オリジナル小説シリーズ第2回目の更新開始です。
「開始」というのは、第2回分にしようと思っていた本文を、何回かに分割して掲載するからなのです。
現在は毎週ペースで、全5回更新予定。
そのうち3回までは無料で読めますが、最後の方は課金者のみが購読可能ということになります。
早期課金割引もやってますので、よろしかったら早めにちゃりんしてくれるとうれしいです。(実入りは少なくなるけど、やる気は出るもんね)
『ハランクルク 帝国の盾と辺境領の姫』はここから!
ハランクルクとは、いわば汎用多脚ビークルのこと。
この世界で、ハランクルクは唯一の生活の足であり、建設の道具であり、戦いの武器でもある。
そのハランクルクによって作られた帝国の辺境で物語は始まる。
リガ教団によって領国を奪われた姫は、かつて父とともに戦ったという〈帝国の盾〉の助力を求めて逃れる。そのあとを追う教団の魔の手。
姫はついに〈帝国の盾〉のもとにまで辿り着くのだが、年老いた男は戦いを忌避するのだった……。
メカアクション冒険活劇小説、開幕。

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