去る7月20日に行われた「たほいや会」。
7人のメンバーが参加して、21の問題が出ました。
※参加者のみなさんおつかれさまでした!
始終、引きつった笑いが出っぱなしの、はたからみると、やばいクスリをキメてるとしか思えない集団……。
いや、アナログゲーマーにヤクはいらんね。
面白かった。またやりたいです。
では問題の記録。
正解は書いてませんので、いい加減な語意を記憶してください。
1.「あいでん」
a.休耕田に同じ。
b.愛媛県松山市の市電の愛称。
c.異なる周波数の送電を調整する装置。または機構。
d.チューリップの和名。
e.建築様式の一つ。本殿と向かい合わせに建てられた小屋。
f.あいどの。
g.愛知電鉄の略称。
2.「ひととり」
a.一度に手に入れること。ひととりにする。
b.ひとりじめ。「総取り」の意。
c. 戦前の東北地方で、実質的な人身売買を行っていた業者のこと。人買い。
d.寄場で人足を集めるさま。
e.人を捕らえて食らうという、また、とり殺すという怪しいもの。
f.西洋の伝説に登場する、人の顔と鳥の翼を持つ獣。ハーピー。
g.ヒステリーに同じ。
3.「ぐないすと」
a.グナイズムを信奉する人。
b.平安時代、秋田の府に置かれた役職。
c.グノーシス派。
d.聖書修正主義者。
e.グナイスト・レーベンハイム。オーストリアの政治家。ナチス・ドイツのオーストリア占領時に占領軍との交渉を務めた。
f.ドイツの法学者、政治家。
g.節約家。倹約家。
4.「ひゅーめん」
a.古代ギリシアの哲学者。ヒューマンの語源。
b.ギリシア神話で結婚を司る神。
c.東ドイツの都市。
d.シュメール語で東のこと。
e.ノルウェーの小説家。代表作、「白夜」、「狼の家」。1873〜1922。
f.ポーランド南西部の都市。銅の産出で栄える。
g.処女膜。ドイツ語。ヒーメン。
5.「がちり」
a.堅いものが組み合わさった様を表す擬音語。
b.堅いものの触れ合って発するやや大きい音。
c.同性愛者を指す隠語。
d.金属などの物がぴったりとはまる様子。がっちり。
e.川魚を甘辛く煮たもの。長野県の郷土料理。
f.金属の部品が組み合わさる時の擬音。
g.鍵を表す幼児語。
6.「さんだ」
a.山間のせまい土地に作られた田。棚田。
b.山の斜面に作った田。
c.かみなり。
d.点在した田のこと。
e.里芋の別称。
f.兵庫県南東部の市。三田盆地を中心とした内陸の田園都市だったが、近年急速に住宅地化がすすむ。人口6万4千。
g.京都府三田町で作られた和紙。
7.「かえろめねんど」
a.長崎の祭。唐人がえし。
b.9月から始まる年度のこと。カエロメ年度。
c.都市がどの程度の人口を養っていけるかを算出するため、食糧自給率と人口と面積から算出した度合。
d.明治時代の流行歌。
e.陶芸に用いる粘土の一種。栃木県で主に産出する。
f.花崗岩の風化分解による粘土で、瀬戸・多治見地方のものをいう。石英の粒が雨水で蛙の目のように見える。製磁の主要原料。
g.粒子の非常に細かい粘土。
8.「はながす」
a.催眠ガスの一種。19世紀に医療用として使われたが、効果が弱く、笑気ガスの発明によってすたれた。
b.物事を受け流すさま。「彼は意見をはながした」
c.明治の頃に行われた炎が花のように開いたガス灯。幻火灯。
d.ボリビアの軍人・政治家。1882〜1931。
e.小型のクジラ。沖縄の方言。
f.ひきはがす。はぎとる。
g.花ながすのこと。
9.「とむろ」
a.練り物を蒸す、大型のむろ。
b.はずした戸板を保管する部屋。
c.東北地方で冬場に野菜などを貯蔵しておくむろ。
d.穀物倉庫。
e.とぐろの訛り。
f.イヌイットが使う皮製のボート。
g.とふろに同じ。
10.「おつに」
a.近松浄瑠璃「湯島の別れ」の主人公。
b.浄瑠璃「天網島」の登場人物。
c.すましている様子。
d.江戸時代の俳人。本名、岩間清雄。
e.みつに、に同じ。
f.粋に。かっこうよさげに。
g.京から下ってくる荷物。
11.「がるろん」
a.論外なことを言うさまを表す若者用語。
b.女子供の議論を蔑んで言った言葉。
c.シャルル・ガルロン。フランスの数学者。集合理論で知られる。
d.ガロンの旧称。
e.ガロンに同じ。
f.インドネシアの打楽器の一種。ガムランより小さい。
g.アンドレ。ガルロン。フランスの建築家。近代築城技術の基礎を築いた。
12.「すづつ」
a.芦を編んで作られた筒。
b.餅菓子の一種。
c.火縄銃の銃身。
d.漆塗り仕上げをする前の筒。
e.底の抜けた筒でふたのない物。
f.メキシコの豆料理。
g.昔、酢を入れるのに用いた竹筒。
13.「すてーん」
a.ギターの奏法の一つ。
b.ウラジミール・ステーン。1841〜1900。開国を迫って、函館に来航したロシア艦隊の提督。
c.天蓋のない馬車。ステイン車。
d.イギリス北部の都市。羊毛の産地。
e.オランダの風俗画家。農民や小市民の生活の情景を物語的にユーモアと愛情をこめて表現。1626頃〜1679。
f.ステンレス鋼材の通称。
g.ステンレス。
14.「とらがいし」
a.インド、ベンガル地方に伝わる民話。トラが医師に化けて人を食おうとするヶ、本物の医者にだまされ、はらわたをぬかれてしまう。
b.パキスタンの宗教指導者。パキスタン独立運動においてイスラム回帰をといた。
c.曽我十郎の愛人であった遊女の虎御前が化したもので、美男でなくては持ち上げられないと伝えられる石。
d.加藤清正が退治た虎を横たえ、皮を剥いだと伝えられる石舞台。
e.家を建てるときに置く魔除けの石。
f.流紋岩の一種。新潟県で産出。建築用に使われる。
g.線路を留める部品。
15.「ねばわた」
a.放置された死体などの腐敗した内臓。
b.マグロの塩辛。
c.真綿の異称。
d.臓物のねばつくさま。
e.オクラの別称。
f.キガシウオの内臓。
g.19世紀アメリカ先住民クリーク族の指導者。ネバワタの乱を起こす。
16.「つめばけい」
a.ショウブ科の高山植物。アレメリソンの和名。
b.蹄鉄。
c.ツメバケイ群島。
d.馬に重い荷を背負わせて走らせる競技。
e.キジ目ツメバケイ科の鳥。大きさはキジぐらい。
f.複数の大きさの異なる物体を、容量に制限のある容器に詰める問題。リュックサック問題に同じ。
g.中国の鳥の一種。鋭い爪を持つ。
17.「はんだんか」
a.一軒の家で男女が別々の寺に属する檀家を言う。
b.アヤメの別称。初夏の季語。
c.夫婦で宗派が違うこと。
d.檀家ではないが寺と付き合いのある家。
e.寺の戸籍に名前を連ねたばかりの者、または家。
f.祭のかけ声。
g.時間経過と共に減っていく価値のこと。
18.「さしぐみ」
a.バラ科の多年草。8〜9月に赤い実をつける。
b.さっそく。不意。いきなり。
c.釘の類を使用せずに木材をくみ上げる工法。
d.釘などを使わない木造建築技法の一つ。
e.宮大工の工法。
f.指し物の技法。釘を使わずにくみ上げる。
g.足軽隊。
19.「ふっきんぐ」
a.船の帆を張るときに使う手法の一つ。
b.チャールズ・フッキング。英の物理学者。素粒子の状態についての予測をした。
c.ラグビーで、スクラム中のボールを足で掻き出すこと。
d.サミュエル・フッキング(1871〜1922)。英国の詩人。
e.トーマス・フッキング。1712〜1765。イギリスの文筆家。代表作「神と人」、「ロンドンの空」。
f.釘などに荷物や衣類をかけること。
g.上等な水飴。
20.「いせごり」
a.神仏への祈願のため、清められた衣服を着用し、無言の行をおこなうこと。
b.お伊勢参りの別称。お伊勢ごり。
c.伊勢国から産出した柳行李。
d.居ながらにしてせごりすること。屋せごり。
e.青森に伝わる漁法。主に冬に行われる。
f.ナマズ科の淡水魚。北陸、東北地方に生息。
g.小魚を砂糖と醤油で煮固めたもの。佃煮。
21.「じゃだま」
a.水銀のチオシアン化物を小錠剤状にしたもの。
b.花火の一種。
c.へび玉。マムシなどが冬眠時に集まった状態のこと。
d.蛇が消化しきれず吐きだした物。
e.栃木県で行われる祭りに使われる祭具。藁をなった縄で作った球状のもの。
f.植物の蔓が絡まり合い、球状になった塊。へびだま。
g.とぐろを巻いた蛇。
以上。
※正解は広辞苑4版に載ってますので、気になる人は引いてみましょう。辞書に親しも〜

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