日本平動物園に行ってきた。駐車料金400円、入場料は大人500円。
結構たくさん大型動物がいた。天気が悪かったので、ほとんどが小屋の中に入っていたのが残念だ。
アムールトラは表に出ていた。9月に生まれた子どもたち、マリン、アオイ、スルガを見分けようと目を凝らしていると、おじさん二人の会話が耳に入った。トラ舎手前に、人間に飛び掛れないようにするために掘られている堀をみて彼らは、
「危ないなあ。落っこちるんじゃないか」
「でも、獅子は千尋の谷に子を突き落とすって言うし」
……落ちないだろう。それ以前に、それアムールトラだし。獅子じゃないし。そもそも、千尋の谷うんぬんの「獅子」は中国の架空の動物の方であって、ライオンじゃないと思うよ、たぶん。
平日の昼間に何をしていたんだろう、あの男の人たちは。いろいろな意味謎だった。
混雑を避けて平日に来てみたものの、天気が悪くて人もいないかわりに動物も皆ひっこんじゃってて。寒いのが駄目な動物は全然元気ないし(当たり前だ)。
ただ、フンボルトペンギンはものすごく元気が良かった。泳ぐと速い、ということを実感。テレビでは見たことがあるものの、目の当たりにすると「おお!」って思う。
ケージの手前隅にいたニホンザルの子ども(名前は「オデン」ちゃん)を見ようと、強化プラスチックに近づいて覗き込んでいたら、「なにガンくれてんのさ!」と母親が飛び掛ってきた。いやー、あれはビビッた。
寒いと臭くないし、この時期はベビーラッシュなので、来年のこの時期、よく晴れて暖かい日に来ようかな?
おなさけで手を振ってくれたアシカ。

シンリンオオカミのバロンは、奥ゆかしげなたたずまいで、可愛いかった。



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