建造物中に含まれるものは一朝一夕には排除できないにしても、石綿付き金網くらいはとっくの昔に全国の小・中学校から取り除かれたものと思っていた。が、ニュースをみると行政からの指導で徹底的に処分したわけではないようだ……。対応遅すぎだ! しかし、まさかまだ使ってるところはないだろう? 現場の理科教師の常識を信じたい。
アスベストが引き起こす健康問題が再燃したとき、「いまごろアスベスト?」と思ったが、吸い込んでから悪性胸膜中皮腫になるまでには何年もかかるわけで、吹きつけアスベストの使用が禁止された1975年(昭和50年)以前に吸い込んでしまった人たちが今になって健康を損なうのはもっともなことかも知れない。しかも、石綿を1%以上含む製品の出荷が原則禁止されたのは2004年……規制が遅いよ。アスベスト製品を作る工場で働いていた人や、工場の近くの住人がまだまだ発病するかもってこと?
このぶんなら牛肉・オレンジの自由化からBSE問題までの期間の間に、異常プリオン蛋白を摂取しちゃった人たちも結構いるかもね。わたしも含めて。
(アメリカ牛は狂牛病に罹っていなくても抗生物質耐性遺伝子組み換え穀物を食べているから抗生物質耐性菌を持っている危険性が高くて危ないと思うけど。学生時代国産牛は高くて手が出なくて、輸入牛肉食べちゃったよ〜。)
危ないものはお上が規制してくれている、とは思わないほうがいいと強く感じる今日この頃。
政治だってそう。静岡県知事選なんか投票率50%切ってるんだもん。まともな人物が選ばれるわけ無いよ。

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