上野樹里が見たくて、テレビでやってたスウィングガールズを見た。どんくさいという設定の子、関口さんだっけ、それをやってたのが本仮屋ユイカで、
「あ〜朝ドラの娘(こ)だ」
と思った。
序盤は、『行け!稲中卓球部』みたいで、ちょっと苦手かも……とテレビを消しそうになったけれど、テンポがいいので「もうちょっと」と思い直して見続けたら、いい感じになってきた。肩肘張らない面白さだった。悪ノリの加減が絶妙。成長や達成という王道も押さえているし、まずまずのエンターテインメントだなあ。邦画が停滞気味の昨今にも関らず、観客動員数が良かったのも頷ける。
映画は金をかければいいというものではない、と思える一作。
何度も観たくなるほどの味わいはないかも知れないけれど。

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