「お先に失礼します」と言われたら、「お疲れ様でした」と答えないだろうか。ご苦労様、は同等・目下の者を労う言葉で、目上の人にはお疲れ様でした、と言う。そういうルールが現代の日本社会には定着していると思う。というか、目上の人にもご苦労様と声を掛ける人すら存在する。
でも、昨日、「"お疲れ様"も本来目上の人に使うべきではない」という意見に接した。昔、上司に注意されたのだそうだ。インターネットで検索してみると、
そもそも「ねぎらう」=「ねぐ」という言葉は、目上の人へ「加護を願い祈る」、目下の人へ「いたわる・ねぎらう」という意味です。つまり「労をねぎらう」という行為は目上の人に対しては、想定されていません。
んじゃあさ、別れ際にどういうあいさつしたらいいんだよ! 使うなって言うんだったら正しいあいさつも教えといてくれよ、Hさんの昔の上司。
今日から「ごきげんよう」とでも言ってみようか。←やけくそ
斜体部は
http://www.nhk.or.jp/a-room/kininaru/2004/04/0413.html
より引用

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