豊橋市立美術博物館に行った感想。
綾波レイの150cmフィギュアと、ウルド、スクルド、ベルダンディーの懸垂幕
に出迎えられ、否応なしに期待は高まる。
3つの展示室から成る展覧会、第1の展示室には、ずらりと食玩が並べられていた。チョコエッグ、なつかし〜。
「このシークレット、全色あったっけ? この色見覚えないんだけど」
なんてことを言いながら、じっくり鑑賞。
全部を真面目に観たかと言えばそれほどでもない。特撮ヒーローも分かるのと分からないのとがあるし、美少女のほうはサッパリ。ゴジラにも興味がない。
ただ、FSSのモーターヘッドにきゃーきゃー感激し、
「ここに都田さんもいればな」
などと思い、山口式可動アクションフィギュアにすごいすごいと喜び、松村しのぶのリアルな動物たちにため息をついて、
「Buboさんにも見せたい」
と考えた。
松村さん動物は本当にすごい。ペンギンなんかには、親子の情まで漂っていた。
朝日新聞の
Be on Saturdayに海洋堂の宮脇修一さんがインタビューされていた回があった。その中では村松しのぶさんは「無駄飯を食らわせとった男」扱いされていたんだけどねえ。いまや、カリスマだよね。
以下、一部を抜粋
「うちだったら、もっとええもん作れる」
入社から約10年もずっと、「無駄飯を食わせとった男」が思い浮かんだ。原型づくりのプロ、松村しのぶだ。キャラクターものは、版権処理のしがらみが多い。動物なら、版権もないし、はやり廃りもない。あいつに動物を作らせたら、5年10年と息長く売れる品質の模型ができるだろう。
帰国後、フルタ製菓に話を持ち込んだ。ちょうど、同社もチョコタマゴについて検討しているところだった。
【総括】
大人800円の、こぢんまりした展覧会にしては、楽しめたと思う。気付いたら2時間くらい経っていた。
そもそもわたしにはワンフェス(※)が何なのかもよく分からない人間なので、つまるところは「あー面白かったよく出来ていた、満足満足」というだけ。
海洋堂の歴史については、ガレージキット、美少女、食玩に大別されるんだろーか、くらいにしか理解できてない。
※日本最大のガレージキットコンベンション「ワンダーフェスティバル」

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