恒例の討論集会。泊まるお金がないので「知・好・楽」横浜西口店で夜明かしした。綺麗なマンガ喫茶だった。分煙されている。プライベートブースは手狭だが、金庫が設置されていて、席を離れても安心な設計。
掃除が行き届いている。トイレの清掃もしっかりやっていた。ちなみにトイレはウオシュレット。
夜中の3時ごろにごにょごにょしゃべり続ける女性客には腹が立ったけれど、しょうがない。
読みかけだった『ベル・エポック』を読んだ。ヤングユーという雑誌の想定読者にどんぴしゃって感じのいいマンガだ。『永遠の野原』に描かれたのが青春の悩みなら、『ベル・エポック』は働く30歳女性の心の揺れ。
主人公は芸能雑誌『ピカピカ』の編集部員。独身、30歳。主人公とその恋人との恋愛を軸に、彼女の周辺の30代の働く女性達をあたたかい視点で描いた名作。
表現はデフォルメされているけれど、エピソードや登場人物の心の動きにはリアリティがある。
わたしのような30を目前にした女が読むとめちゃめちゃ共感してしまう。
手近な題材を活かして、人に共感を呼び起こさせるのがとても上手な作家だ。男性からの評価はどうだろう?
『火消し屋小町』のコミックスを買ったのは、結局わたしたちみたいな元からのファンなのかしら?
逢坂みえこのスッキリした絵が、好き。

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