火曜日に東京で会議があった。
海堂尊『ジェネラル・ルージュの凱旋』を行きの新幹線で読みおえてしまったので、帰りの新幹線で読む本を探すために、新宿の紀伊国屋に立ち寄った。
山田真哉『食い逃げされてもバイトは雇うな 禁じられた数字 (上)』ずらりと並んでいた。新書なら重くないので荷物になりにくいと思って、買った。
面白かった。「さおだけ」とかもそうなんだけど、読んでで「役に立ちそう」感がするんだよね、この人の本。
今からでも会計の勉強したくなる。つくづく影響されやすいわたし。
『ジェネラル・ルージュの凱旋』は、田口・白鳥コンビ第3弾。
『ナイチンゲールの沈黙』と時系列的にはかなり重なっていて、読み始めたときは「あれ?」と戸惑った。『螺鈿迷宮』を先に読んでおいたほうが良かったかな?
けど、「ああ、そういうことか」と理解できたらどんどん引き込まれた
ロジックの面白さより、登場人物のキャラクターで魅せる。そういう印象の仕上がり。
勤務医として働きつつ、よくこのペースで本が出せるなあ。
すごい。作者本人も、スーパーマンだよ。

0