新「浜松市」誕生記念浜松美術館 ミュシャ財団秘蔵「ミュシャ展」に行ってきた。明日で終了なので駆け込みである。
車で行ったら道路が混んでいて約束に遅れた。昼食込みで立てた予定なのに予定時間までに着かないなんて。道路は恐ろしいなあ。ちゅうわけで、昼抜き。
14時過ぎだというのに、人が入りきらず入り口には列が。昨日のニュースで延べ3万人とか言うとったからなあ。こんな小さい美術館によく来たものだ。日本人はミュシャが好きだな、と改めて思った。
「ミュシャ様式」の代表である「四季」の連作、「黄道十二宮」、「<ジスモンダ>のポスター」はもちろん、スラヴ叙事詩以降の作品も見たかったのだ。全240点。 あー素敵!
特に気に入ったのは、4種類の宝石を成熟した女性に擬人化した、宝石のシリーズのうち「宝石:エメラルド」。「芸術」の4枚も良かったなあ。ミュシャときたら、抽象的なものを絵として表現する才能が卓越している。
また、官能的で挑発的なパリっ子モデルもいいが、清らかで意志の強そうなスラヴ女性はもっとええのう、と思った。
一緒に行ったJJFさんは新婚旅行でプラハ聖ヴィート大聖堂のステンドグラスもごらんになっているのだ。いいなあ。ワシ行きたいもんじゃ、ヨーロッパ。
本物のスラヴ叙事詩シリーズは、とても大きな作品だから、日本にはやってこないだろう(どうやって運ぶって言うんだ)。これらもいつか見に行きたいものだ。

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