今度参加する市民グループまつりのチラシが刷り上った。見てびっくり。要約筆記サークルではなく、要約「速記」サークルになっている!! どこの造語よ、それ。
ただでさえ活動内容が理解されにくくて、だからこそ藁にもすがる思いでPRの場を求めて参加したというのに、PRチラシ自体が間違っているなんて、納得できない。
速やかに担当者に連絡し、印刷のやり直しを要求した。担当者は謝罪し、それを飲んだ。
ところが、夜10時過ぎに、主催NPOの理事でわたしの知り合いでもある方から、
「4,000枚をごみにするのは忍びない。舞台発表と、ブースで違っていることを述べることで対応してもらえないか」
と電話が来た。
それは筋が違う。そもそも、舞台発表する団体はたったの5団体。事前にゲラのチェックをさせてもらえていれば、間違いはその時点で潰せたはず。そのひと手間を惜しんだのは先方である。
「その要求は、呑めません。紙資源が惜しいということなら、シールを貼るなどの方策で対応してください」
と返答した。
「では、手書きで直すなら、いいですか」
と言うので、それならば結構ですと返答すると、
「わかりました」
と怒った声でがちゃ切りされた。
我に返って、ひどーい、ひどーい、なにあの言い草!と悔し泣きしていたら、また電話が来て、
「手書きで修正する人手がありませんので、今回は刷り直すことになりました。でも、わたしはあなたの言い分を認めませんから」
と言って切られた。
なにそれなにそれなにそれ。
間違えた方が悪いんじゃないの? なんでそんなに態度が大きいの? 市民活動なんだから譲り合いましょうよってことなのかも知れないけれど、それは甘いと思う。少なくとも誠意をもって謝り、その後に交渉するのが筋じゃないか? まるで「あなたが聞き分けがないから紙が4000枚無駄になった」みたいな言い方。
彼女は4,000枚の「紙資源」(と、経費)の問題と捉え、わたしは4,000枚の「情報」として捉えた。二人は重きを置いているものが違うのだろう。
これからの付き合いのことを考えたら正式な謝罪を要求するような、事を荒立てるやり方は取りたくない。落としどころが難しい。
とにかく、今晩は思い切り泣きたい。理不尽すぎる。(間違えたのは先方なのに、なんで一方的に悪者扱いされるわけ? 所属団体の上のひとから圧力掛けられたら、わたしだって怖いよ)
縁もゆかりもない人間から言われたのだったら、当日参加しない市民に渡ったチラシはどのような方法で訂正するのか、それを小一時間問い詰めてやるところだ、マッタク。

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