スキャちゃんが 我家に帰ってきて 2ヶ月以上の日が過ぎました。
本部展のあの日 彼の体調は、すこぶる悪くリンクを駆けた貫けたあの一瞬の出来事が
とても 重いことでした。
会場から スキャンプをつれ京都に帰ってきて 主治医淀動物病院の院長岡田先生に見ていただき 様態は思わしくないとのことでした。
そこから スキャンプの治療が始まりました。
しかし 岡田先生の献身的な治療を受け 彼は只今、穏やかな日々を送っています。
様態が 悪化することなく 順調に回復してきたのです。
今日のこの日 この時間 確実に彼は復活し そして家庭犬として私たち家族の傍に居てくれます。彼の優しい瞳は 私たちに安心感を与え そして 小さないたずらやわがままは 私たちに幸福な気持ちを与えてくれます。
毎日 共に散歩し ドッグランにてボールを咥えて遊び ここはテリトリーであるとワンワン俺様振りを発揮し そんなスキャンプに関わっている時間は 私とスキャンプの離れていた 4年間を少しずつ取り戻していってくれます。

こんな 毎日を送ることが出来るようになった今 彼にとって苦しかったであろうあの時が 少しずつ離れて行き いつか忘れてしまうくらい遠い過去になってほしいと思っています。

この落ち着いた時間に 日展にて活躍しておられます日本画家の長谷川雅也先生が スキャンプを書いてくださるというチャンスを戴きました。
先生は日本画京都画壇で将来を嘱望される若きアーティスト。日展と日本画のコンクール展を中心に活躍されています。

先日 先生がわざわざ スキャンプのスケッチを書きに来てくださいました。

最近のスキャンプはようやくここが 我家であることを思い出し テリトリー内に入って来られるとワンワンと言いますが 先生には吠えることなく 穏やかにスケッチしていただいていました。
大変沢山のスケッチをして下さり どのような作品に出来上がるのか 楽しみです。
先生の描かれる作品には 同胎の愛子さんもあります。
スキャンプの 個性は 先生の絵になると どのように表現されるのでしょうか?
今から ワクワクしてしまいます。
2ヶ月あまりというこの短い時間で こんな良き日を迎えられるとは なんと幸せなことでしょう。
長谷川先生 大変お世話になりました。こんなチャンスを戴けた事に 心から感謝いたします。
そして 一番頑張ったスキャンプ 傍に居てくれてありがとう!!

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