数年前になるでしょうか。オーストラリアの報道カメラマン・デビッド・ブラッドベリーさんが3日間、当倶楽部にきてくれました。そのときに撮影された映画(CD)が、日本語字幕入りで私のところへ送られてきました。
この映画の日本語編集に関わった(?)大学の先生が、私に送るように指示されたとのことです。ありがとうございます。
オーストラリアにはたくさんのウラン資源があって、オーストラリアにも原発を作る動きが出てきたそうです。それに反対のメッセージを作ることが目的の映画ですが、その中に日本の私が出演したと言うことです。
東京のある方から連絡が入り、取材依頼がありました。「私の英語力ではダメですから、通訳をつけてくれるよう」に依頼してあったのですが、来たのはブラッドベリーさん一人でした。焦りましたね。電子辞書に頼りきりでした。
それでも3日間の取材を終えて敦賀駅のホームで彼を見送ったとき、彼が涙ぐんだことを後に聞かされました。嬉しかったですね。私の方も、ブラッドベリーさんの表情が少し変だなとは感じていたのですが、気がつきませんでした。
フクシマ原発事故が起きて、この映像を日本で紹介されることになったのですね。早速拝見させていただきました。もんじゅの説明のとき、ちょっとずれたことを言っている私にがっくりしましたが、全体の構成はすばらしいですね。
ごらんになりたい読者の方がおられましたら、当倶楽部まで連絡ください。
tel 0770−32−3330
ブラッドベリーさん、ありがとう! どうか私の思いが彼に伝わりますように。

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