昨日は久しぶりにまとまった雨が降りました。8月に入って猛暑が続き、キャンプ場の木に水をやるのが大変でした。テラスにたたきつけるようにふる雨を、本当に有りがたく感じました。
昨年末からの大雪は、樹木に大きな被害を与えました。山間部の崖っぷちにしがみつくように生えていた木はそぎ落とされ、根っこが空を向いていました。仲間と相談し、ユンボとダンプを借りてどんぐり倶楽部のキャンプ場に植樹しました。
ビルの解体で不要になったツツジをもらって欲しいという申し出が私たちの所にありました。ユンボやトラックを借りなければならないので少々迷ったのですが、頂くことにしました。大きなツツジで、植え替える前に強い選定を行いました。そうしなければ暑い夏を乗り切れないからです。
そのようにして植えた木に、数年先の風景を想像しながら、2時間も掛けて水をやり続けました。結構きつい作業でしたが、キャンプ場の風景が変わりました。緑は良いですね。
高い木があると、そこに鳥が飛んできて止まってくれるようになりました。ツツジの周りの草むしりをしていると、小さな木が芽を出しているのが見つかりました。アブラギリ、アカメガシワ、エゴ、オニグルミ、クサギ、等々。直近には母樹はありません。鳥や小動物たちが運んでくれたのでしょう。キャンプ場に植樹をしたのは私たちだけではなかったのですね。
森と暮らすどんぐり倶楽部のフィールドに森の機能が息づいていることを気づかされました。嬉しいですね。心の内が、すがすがしくも感じられます。毎日の作業がとても楽しいです!

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