早朝からどんぐり倶楽部を訪ねるお客様がいました。お話を聞くと、暖房に使う油が値上がりしているので、薪ストーブに替えたいということでした。11月から4月まで、60万円ほど使うそうです。
どんぐり倶楽部の薪ストーブを見て頂きました。ストーブについては自分で作るそうです。どんぐり倶楽部の薪は、杉が中心であること、価格は安くできることをお伝えしました。1束500円で了解して頂きました。
石地さんと供給体制について話し合いました。1日どれくらい薪を燃やすのか、以前より安く付くのか、全く見当が付きません。お客様の方は、これからまだ石油価格は上がると見ているようです。
安定して薪が売れるようになると、どんぐり倶楽部にとってもありがたい話です。何とか継続できると良いのですが、しかし、そう簡単ではないでしょうね。効率の良い薪ストーブを作れないと薪を使う量が増えます。製造時におけるいくつかの留意点を整理してみました。できるだけ良いストーブが作れますことを願っています。
この話を聞いて、木材流通センターの人達を思い浮かべました。困っている廃材を活用できるかもしれない!。しかし、途中で、薪の方が高く付いたということにもなりかねませんので、甘い幻想は持たないということでも、石地さんと一致しました。
でも、いい話ですね。環境にとって、石油価格が上がることはそんなに悪い話ではないと私は考えています。石油に替わるエネルギー源を模索するからです。今回の話しも、その予想に沿ったことでしたので、何とかうまく軌道に乗せたいと思っています。

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