来年5月に向けた教育旅行の予約が、少しずつ入り始めています。私たちの新庄地域がまとまりつつあることを以前紹介しましたが、新庄地区の仲間達が作ったプログラムに、多くの中学生達が関心を示してくれました。森の案内、山野草の寄せ植え、こけ玉、つる細工、木工、クラフト作り、田植え体験などです。
どんぐり倶楽部で可能なプログラムがほとんどですが、一度にたくさんのプログラムを運営できませんので、2つのプログラムだけを選ぶことにしました。それでも結構な人数になります。
一次産業をベースにした教育旅行は、どんぐり倶楽部でも高く評価しています。もちろん、私たちが16年も前から企画し、準備していたことです。どんぐり倶楽部が営業を開始して5年になりますが、来ていただいた方は喜んでいただきましたし、それ以上に、私たち自身が楽しめるという良さがあります。
一次産業で飯を食うというのは大変なことですが、自然の中で作業をするというのは本当に楽しいんです。環境への貢献、子供達への教育効果、心のいやし、災害の防止等、一次産業そのものが持つ力を確認できます。
人間は「森の動物」です。見通しのきく林の中にはいると、とても気分が良くなります。ブッシュ状の林の大きな木を切って、製材したり、クラフトを作ったり、マキにしたりと、様々な活動が可能です。四季の変化を楽しむことも出来ます。動物たちとの出会いもあります。
2泊3日とか1週間の体験プログラム、日常的にどんぐり倶楽部と行動を共に出来る「森の住民」システムなど、どんぐり倶楽部は次年度に向けて新たな段階のプログラムを作成中です。
たくさんの生徒さんや市民の方が来られて、どんぐり倶楽部のフィールドで楽しい笑顔を見せてくれる日を夢見ています。

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