先日の公民館講座のお客様が、どんぐり倶楽部の体験に来てくれました。町の文化祭に出展するために、もっと勉強したいとのことでした。いいですね。今日は水曜日で休日ですが、食事もして頂けるということなので、娘と相談して店を開けることにしました。
二人の女性のお客さんで、最初はこけ玉を作る予定だったのですが、植物の材料を案内している内に「山野草の小鉢作り」に変更になりました。私もその方がよいのではないかと思いました。植物にとっては、こけ玉より鉢植えの方がいいですよね。
一人の女性が、こんもりとしたチャルメルソウの鉢を見つけ、これを「小鉢作り」にしたいと言いました。うーん!、いいですよ。これに目をつけることが、感性なのです。良い物を見分けましたね。もう一人の人もチャルメルソウを選びました。他には、花の咲いたリンドウ、イワウチワを使いました。「文化祭には同じ物が出されないだろうと思いますので、皆さん注目してくれると思いますよ」と感想を述べました。小鉢の方もちょうど良いのがありました。山ゴケも残してありましたので、出来上がりには、二人とも納得されたようでした。私の目から見ても、良い作品となりましたね。
以前の公民館講座で作った作品が思うようにならなかったこともあり、色々質問をされました。この姿勢が良いんです。むしろ、最初はうまくいかない方が良いのではないでしょうか。立ち止まって、そこからいろいろと考えることが、成長なのですよね。

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