研修施設の図面を引き、県の土木事務所建築課から話を聞き、問題がないことを確認しましたので、製材所の営業マンに連絡を取りました。作業所建設の時にも契約した人だったので、すぐにどんぐり倶楽部まで来てくれました。
私の粗末な図面を示し、エクセルで作った工程表で材料を読み出しました。材料数と単価を聞き、2棟分の費用を積み重ねていきました。2棟分となるとかなりの額になります。それに、今までは床を張る工事をしたことがありませんでしたので、床材の見積もりが抜けている部分を指摘されました。その分の資材も加算されますので、「こりゃ、ちょっと厳しいな」と言うことになりました。
石地さんと相談し、「基礎工事分だけは2棟分を行い、部屋の方は1棟だけ建てることにしよう」という判断をしました。苦しいときはじっと我慢ですよね。1棟だけでも建てておくと、様々なプログラムに使えますし、夏場のお客様の利用も期待できます。1棟で最大10人は宿泊できます。夏場を終えて資金的に余裕ができれば、秋の内にもう1棟建てればよいことです。計画がずれ込みますが、それには慣れています。
石地さんと二人で昨年の事業内訳を再度分析してみました。どこに営業すればよいかを見極めたかったからです。どういう組織がどういう地域から来てくれ、どのくらいの人数になったのかが見えました。分析で決定的な指標は得られませんでしたが、体験やキャンプ、バーベキューにそれぞれ何人来ていただいたかが見えました。「はあとふる」体験が少し増え、一般客がかなり増えていました。HPの威力は大きかったようです。キャンプのお客様のほとんどが、HPを見てどんぐり倶楽部に来てくれたとの回答でした。
そのHPを新装したのですから、今年はさらに活気が生まれそうです。

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