昨日のブログに書いたとおり、あるローカル月刊誌が林業体験の取材に来てくれました。午前10時に来ていただき、取材の打ち合わせを行いました。小学校の低学年のお子さんがおられましたので、親子二組で、コガシマタを使った「自然の編み物」を体験していただきました。
昨秋から仕入れておいたススキを材料に、当地区ではコガシマタと呼ぶ工具を使って編んでいきました。子供たちだけでなく、若いお母さんもひもを結ぶことがうまくできません。「お母さんと一緒に体験」なのです。楽しそうに体験していただきました。プログラムの主旨、教育的効果などをお話しますと、「4月後半の号に」掲載して頂けることが分かりました。ありがたいですよね。
「野草摘み」の体験もしていただきました。今は時期的にはまだ早く、ヨモギ、セリ、ワサビ、ノカンゾウ、ユキノシタ、ノニンジンなど、限られたものしか芽を出していません。それもまだ形が小さく、量の確保に手間取りました。風が強く、ガスコンロの温度が上がりませんでしたので、厨房で油を暖めてから天ぷらを行いました。
ヨモギ、ノカンゾウ、ノニンジンなどを入れ始めました。色合いが良いですね。新緑のような色になり、とても美味しそうです。一番小さな男の子がお母さんの陰に隠れながら、つまみ食いをしています。「おいしい!」と言いますと、上の兄ちゃんが怒っています。楽しいですね。一通り食べていただきましたので、私もヨモギをいただきました。「いやぁ、おいしいです!」と思わず一言。
「4月の下旬になると、タラやコシアブラ、ウド、ミツバ、ノビル、フキ、ウワバミソウなど、美味しいものがどんどん出てきますよ」と言いました。しかし、それでは4月号には間に合わないのですよね。残念です。野草摘みと平行しながら、石地さんは炊き込みご飯を作ってくれました。土のかまどで、土鍋を使って「カンタケご飯」です。うまかったですね。子供たちもお代わりをしていました。
午後2時くらいから、今度は敦賀市駅前商店街の「ふれあい市」の営業に出掛けました。私の方から「ふれあい市」としての営業の必要性を強く提案していましたので、どんぐり倶楽部も忙しいのですが、そんなことを言っておられません。商店街のリーダーの方と二人で、若狭町の漁師、農家の方に会いに行きました。2件とも、良い結果を得ることができました。出品してくれそうです。「ふれあい市」について、二人でいろいろと夢を語り合いました。すぐには目的を達することは難しいでしょうが、粘り強く営業をして、多くの人を「市」に呼び込みたいですね。

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