「炊き込みご飯」体験プログラムの企画を練っていると、「古いかまどがあるので要らないか」との情報が入りました。手作りの土のかまどを計画していましたので、「どうしようかな」と一瞬迷いましたが、後日見てみますと、使い古された味のある代物です。いただくことにしました。すると隣の方が「ワシんとこにもあるからやるわ」と言って、二つをもらいうけることになりました。
ところが、とても重いために、1台だけユンボで吊る時に何箇所も割れてしまったのです。キャンプ場の予定場所に仮置きしておいたのですが、今日、ようやく修理にとりかかることができました。以前に買っておいた耐火セメントを使って、割れた部分を固定していくのですが、思っているようにはくっつきません。半信半疑で、素手でセメントを直接塗り合わせていきますと、何とか形になってきましたね。これは、受けそうですよ。
初めてのことばかりを、物おじせず、平気で、体当たりで挑戦してきました。今回もまさにそうで、かまどの「修理屋さん」を演じましたね。出来上がると、今度はすぐに流し台のコンクリ打ちです。ブロックと石を組み合わせたところにコンクリートを素手で塗りこんでいくのです。「左官屋さん」です。へたくそな塗りですが、出来上がりは最高ですよ。
今日は二つもの課題を解決できました。気分がいいですね。企画が着々と進んでいくことで、ここちよい気分が体に満ちてきます。途中から石地さんと山へ出かけ、橋工事の作業も行ったのですよ。長いことできなかった山菜ゾーンの、ウド畑の草刈も昨日までにできました。ウド畑のススキ刈でしたが、草刈り機でウドを何本切ったことでしょう。ススキ刈りというよりは、半分ウド刈りでした。荒っぽい作業ですが、ど真剣に課題をクリアしています。
猪突猛進のいきおいで、目的にまっしぐらに突き進んでいる私がそこに見えますね。

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