午前9時から会場に集まり、本番前の打ち合わせを行いました。大きな会場の照明、音響施設の担当でしたが、複雑なスィッチで即応が出来そうもないので、行政の方に任せることにしました。しかし、講演者の平田さんとの打ち合わせはしっかりと行ったつもりです。太鼓の音を伝える斜めマイクが不足し、行政の人が「この会場にはないんですが」と講演者に説明しているのを聞き、私が「近くの施設で探して欲しい」との指示を出して調達してもらいました。スポットライトの明るさの確認、音の確認など、音響、照明に関する対応はほぼ出来たかなと思っています。
後は裏方に徹し、字幕のめくり役を「完璧に(!?)」果たすことが出来ました。全体としてそんなに難しい作業ではなかったのですが、平田さんの講演時の詳細な設備利用方法を情報として持っていませんでしたので、そこが不安でした。案の定、舞台の内部に向けたスピーカーに音が出ず、苦しい対応となりました。でも、まぁ、トータルとしては上々の出来だったといえるのではないでしょうか。
平田さんの講演はすばらしいものでした。ローカルの小さなエリアで、思いをぶつけ合って、地域のストーリーをミュージカルに仕立て上げるプロセスが感動ものでしたね。どんぐり倶楽部の挑戦とも似通った面があり、こみ上げてくるものがありましたね。もちろん、その差は大きいのですが。高い志を掲げ、その夢に向かって突き進むリーダーと若い集団。平田さんとはジャンルが違いますが、どんぐり倶楽部のこれからの目標を確信することが出来ました。
さあ、明日は京都での講演会です。夜の部の飲み会は欠席し、資料のチェックをすることにしました。平田さんのようには行かなくとも、私なりの全力投球を心がけたいと考えています。

0