午後4時から石地さんと二人で、敦賀市にある原子力研究開発機構へ、「もんじゅ」への申し入れ、質問書を提出しました。引き続くナトリウム検知器の誤警報、そのことへの対処、「改善」策、連絡方法をめぐって、問題点が浮き彫りになっています。原子力機構の技術的な未熟さの上に、一貫性のないばらばらな組織、問題解明能力の無さが加わって、危険な「もんじゅ」が浮き上がっています。
地震の対応についても、まったくいい加減です。柏崎原発直近で起きた地震は、マグニチュード6.8で、そんなに大きい地震ではありませんでした。敦賀半島近辺とは地盤の違いはありますが、柏崎原発では地震の想定をはるかに上回る規模の揺れが起きています。敦賀半島の活断層では、その柏崎地震の4−6倍のエネルギーを持つ地震動を文部科学省の機関が予測しているのです。
私たちの申し入れ活動、質問書提出などを通して、「もんじゅ」について多くの方に知る機会を持っていただきたいと願っています。「もんじゅ」は、多くの人が考えているよりもはるかに危険な原発であることを知っていただきたいと思います。
午前中は、これ以上に無いと思える快適な天候となりました。シカ防護柵の門作り作業を、鼻歌交じりで行うことが出来ましたね。まだ明日1日はかかりそうです。明日中には何とかめどをつけたいと考えています。

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