今日も引き続きシカ対策です。荒れ模様の天気でしたので、午後から基が来てくれました。石地さんは子育て支援センターの方へ出かけ、基と私でシカ防護柵用の製材を行いました。杉丸太がなくなってきましたので、ヒノキ材を使うことにしました。もったいないですが仕方がないですね。ヒノキ材は硬く、バンドソーがすぐに切れ止みます。板50枚ほどを引いたところで作業を終えることにしました。
朝のうちに山菜ゾーンを見て回りました。昨晩は入らなかったようです。ほっとしました。秋になってたくさん植えたタラの苗木を草刈機で刈ってしまわないように、小さな杭を打ってマーキングしました。200本以上を植えたタラの木を、シカに食われて「枯らしてなるものか」という思いが沸々とわいてきます。今年の春に植え込んだタラの木が順調に生育し、来春にはかなり収穫できそうです。タラの天ぷらはおいしいですよね。コシアブラの木もシカが大好きで、30本以上植えましたがほとんど食いつぶされてしまいました。小さなコシアブラがようやく7本ほど残りましたが、収穫までにはかなり時間がかかりそうです。
10種類ほどのドウダンツツジは300本ほどを地植えし、すばらしい成長を見せています。管理が行き届かなくて「しけた」ような面をしていたドウダンツツジが、見事によみがえっています。これらも、頬っておけばシカによってずたずたにされてしまいます。「そんなことをさせるものか」という怒りが、私をショックから立ち直らせてくれるのです。
進入されるとすごい苛立ちを感じてしまうのですが、タラの木やコシアブラ、ドウダンツツジへの信頼がシカへの対抗心を生み出してくれます。

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