予期しない久しぶりの好天で、気分は高まりました。里山事業で開発した紅ドウダンツツジルートの数カ所について、もう少し択抜をしたいと考えていました。今日の天候を見て、「よし!、やるぞ!」と、寒風をものともせず大日へ向かいました。
チェンソーの目立てを午前中にすませ、燃料満タン、のこぎり1丁を準備しました。山中での一人作業は危険ですが、なかなか稼働がとれませんので、致し方有りません。素晴らしい表情のシャラの木の周りを整理しました。
大きなアカガシ1本、ソヨゴ、リョウブ、等の小木が数本あり、シャラの木の姿を隠しています。大きなアカガシをカットしていますと、他の木に掛かってしまいました。それを処置しなければなりません。
この作業は結構危険です。慎重にやったつもりが、ちょっとの油断で、チェンソーがアカガシの切り口に噛んでしまい、抜けなくなりました。へたくそですね。倒れたアカガシの下部側にちょっとチェンソーの切り込みを入れただけなのですが、重心の予測を誤り、チェンソーを挟んでしまったのです。持参した「切れないのこぎり」で、大汗をかき、息を「切らして」しまいました。
その後は紅ドウダンツツジの周囲をもう少し明るくしたいと思い、目的の場所に向かいました。そうしたら、葉っぱが紅葉していない頃には気づかなかったところに大きな紅ドウダンツツジがいっぱい有るではありませんか。心が躍りましたね。
予定を超える作業が入りましたが、いやあ、きれいになりましたね。紅葉していると紅ドウダンツツジはすぐに見つけられます。新たに20本以上が見つかりました。最高!です。ところが予定を超える作業となりましたので、途中でガソリン切れ。まいりました。今日で終えるつもりだったのですが、後日に延期となりました。
「一人作業は危険」と言うとおりです。切った木を片づける作業をしていて、放り投げた木と一緒に私の体が宙に浮き、頭から地面へ落っこちました。木を投げるときに足が切り株に引っかかってしまったのです。
落ちるときに腰をひねってしまい、ひやっとしましたが、大丈夫でした。二人いればこういうことにはならなかったでしょう。お風呂にはいると膝の上がはれており、皮がむけていました。記録映画を撮っている大阪の岡崎さんがいたら「大スクープ」だったでしょうね。

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