3・11以降は、原発事故一色となりました。報道される情報に怒り心頭の連続でしたが、ようやくマスコミ情報道に目を向けられるようになりました。一時はひどかったですね。東電からたくさんのお金をもらってきた分をお返ししようと考えたのでしょう。
東電が破産状態になり、以前のように電力からのPR資金を得られないと判断したマスコミは、少しずつ住民サイドの報道に切り替えたのでしょう。情けない日本のマスコミです。しかしそれを放置してきたのは、私たち市民です。
新聞をを購読するときに、他社の新聞と比較して選んでいるでしょうか。テレビを見るときに、報道の内容をチェックしてきたでしょうか。パンを買ったり、本を買ったり、車を買ったりするように、他の商品と比較して、この新聞は良いからと購読してきたでしょうか。おそらくしていないでしょうね。
ですから、原発を拒んでいる人でも、推進サイドの新聞を買っているのですね。読売や産経、日経新聞などは、推進の立場を強く貫いています。どうして?といいたくなります。自分にとってもっともおいしいと思うお菓子を買うように、新聞も、原発事故の事実に基づく報道を行っている新聞を購読すべきです。
来年からは、そういうことを発信していきたいと考えています。

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