今日からガマズミの収穫を始めました。真っ赤なナンテンのような実です。きらきらと輝くような光沢があります。まるで宝石のような華やかさがありますね。大きな種子を薄い皮が覆っており、とてもジュースの原液ができるようには思えません。
それがワインカラーの素敵な色に変わるのです。味は?、もちろん美味しいですよ。コーヒーをのぞいて、森の中の喫茶店の中では一番の売れ行きです。
明日は大阪から女性カメラマンが来て、ガマズミ採取とジュースの仕込み作業を撮影してくれます。今日採取したのは当倶楽部から遠方の場所で、明日は近くの天然木で美味しそうな色をした実を採取できるように残してあります。
去年よりは収穫が減りそうですが、畑に植えた木が実をならせ始めましたので、畑の収穫が増えそうです。楽しみですよね。
午後3時過ぎに、東京の有名国立大学経済学部の学生さんが私を訪ねてくれました。原発立地経済に関する論文を作成するためです。4時間にわたる取材を受けました。「立地経済という特異性にのみ目を向けるのではなく、地方経済の衰退と立地経済を関連させないと本質が見えなくなりますよ」と私の考えを述べました。
立地地域が抱える問題、廃炉以後の立地経済の可能性について、私の思いを伝えました。是非、良い論文に仕上げて頂きたいですね。

1