今日の中日新聞トップで、集団的自衛権行使容認に192議会が意見書を出したことが報道されています。地方議会の構成は、ほとんどが自民党です。
安倍がいかに自民党において異端であるかが見て取れます。自民党は、本来は地方を重視するヨーロッパの社民的な体質を備えていました。集団的自衛権の強行は、過去の政権が厳しく戒めてきたことでした。
2016年に予定されている国政選挙ですが、その1年前には、政党は有権者を意識し始めます。2015年は来年です。このあたりから安倍降ろしが始まると私は見ています。
今日の時事放談番組で、加藤元自民党幹事長が発言していました。「次の選挙が心配だ」と。全く同意見です。「有権者はよく見ていますよ」とも付け加えていました。
私自身も、2度の選挙を通して、有権者は十分に信頼するに足ることを実感しました。10数年前に美浜町の町議会選挙に挑戦し、2期をつとめ、3期目は嫁との約束を守って出馬を辞退しました。
支持者から「辞めたらあかん」コールをいただき、大粒の涙を流したことを思い出しました。世論に抗する安倍は、間違いなく自民党を窮地に追い込むことになるでしょう。

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