「ウエスチングハウス巨額買収」が原因 タンポポ舎の山崎さんからの情報です。
ロイター通信は「東芝第三者委報告、WH(ウェスチングハウス社)損失先送りで田中社長ら指示」と、明白に原発事業への多額の投資が背景にあルト指摘しています。
ウエスチングハウスが2013年に見積もった、原発建設で生じた多額の損失を先送りをしたことから、全体の粉飾決算の構造が出来ていたことを明らかにしています。
ウエスチングハウス株の87%を保有する東芝は、過半数を残して出来るだけ早く売却し、収益改善をしたい意向だというのですが、新たな出資者は見つかっておらず、このまま事業を継続せざるを得なくなっています。つまり売るに売れない株を大量保有しているのです。
ところが東芝は、さらに別の案件でも原発への投資を継続しています。それが電気新聞に掲載されていました。
8月16日付けの電気新聞によれば、東芝は英国で60%出資している英国のニュージェネレーション社が、英国内で進行中の原発新規事業に関連して、英国原子力廃止措置機関(NDA)との間で土地契約を結んだと発表しました。英国での原発新設事業を推進するつもりです。
どこまでも懲りない東芝です。今後はもっとひどい状況が生まれるでしょうから、世紀の大破綻と報道されるときが来るかも知れませんね。
そうなってほしいと願っています。巨大な政商会社(財閥)です。日本には必要のない組織ですよね。解体して、小さな、鋭い会社になってほしいですよね。

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