琉球大学名誉教授矢ヶ崎克馬氏が、次のように警告しています。
「1ミニシーベルト」の被ばくとは、「1秒間に10,000万本の放射線が身体に吸収されることが、1年間持続し、人間のすべての細胞に100個ずつの分子切断をもたらすほどの被ばくで、非常に高い値です。とても安全とは言えないのです。」
1年間を秒に直すと、60×60×24×365=31,536,000秒です。毎秒10,000本の放射線が身体に吸収されるのですから、31,536,000×10,000本の放射線が身体に吸収されることになります。
1ミリシーベルトの環境に1年間生活しますと、315,3360,000,000本、つまり、3,153億3,600万本の放射線を1人の人間が浴びることになります。
人間の細胞の数は37兆個もあると言われています。1本の放射線が体を突き抜けるときに、たくさんの細胞を攻撃しますから、37兆個の細胞に100個ずつの分子切断をしてしまうのでしょう。
福島原発事故で放射能に汚染された地域に【帰還】しても良いとする数値を、日本政府は20ミリシーベルトとしています。
お分かりいただけると思います。20ミリシーベルトは、先に挙げた数値にさらに20倍するものです。
この国は狂っているとしか言えませんよね。
なんでそんなことするの? 福島原発事故により非難を余儀なくされた人たちが帰還すれば、国の支援を減らせるからです。
そんな安倍政権を、私たちは許しています。

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