この時期に入って、未だにまとまった降雪はありません。本当に異変を感じますね。
昨日も、ガマズミの木の枝にこびりつくように冬を越している虫(卵)を、手で取り除きました。小さな殻の中に籠もり、春になると幼虫となって歯を食い尽くします。昨年もずいぶんとやられました。
新しい枝の先っぽにのみ、殻を付着させます。柔らかい部分なので、そこから養分を得るのです。殻を外すと、枝の表皮はぼろぼろです。
農薬をかければ簡単に退治できるのですが、それはしたくありません。でも農薬の誘惑にはかられますよね。農薬をかければ、青々とした葉になり、輝くような真っ赤な実が、たわわに実ります。
手の爪先で殻をそぎ落とすのと、剪定はさみでたくさんこびりついている枝をカットします。それを焼却処分します。
何事も、簡単にはいきませんよね。「人間が食べるものを作っている」という自負と、農薬によるミツバチ(環境)などの小動物の被害を防ぐことが、「私たちの林業」を維持する原動力です。結果として地域の雇用を生み出したいと願っています。
さぁ、今年は激動の年となりそうです。夏の参院選は、若い人たち、ママさん、反骨の学者さん達と、力を合わせて、安倍というとんでもない害虫を退治したいですね。

0