政治的に円安誘導を強行してきた安倍政権。円安で輸出企業が売上を伸ばし、大企業の懐が暖まり、中小企業を活性化し、労働者の賃金が増えるので購買力が高まり、GDPが増える。
本当かい?! と疑い続けてきました。報道されるところでは、大企業が賃金や中小企業へ収益を回さず、大企業の通帳に増え続けています。
まんまと騙されてきたことになります。自分が総理大臣でいるためには、平気で嘘をつくのですね。悪びれることもない、どうしようもない低知能の【坊ちゃん】です。
輸出の実態はどうなの?と思っていると、実は輸出は増えていないそうです。おいおい!、なんでや!
円安になると、同じ価格で同じものを売っても、日本が受け取るお金が増えるのです。どうして? ちょっと考えれば分かります。
円高で1ドル70円台の時がありました。1ドルの商品をアメリカに輸出すると、70円の売上になります。円安で130円にもなると、1ドルの同じ商品をアメリカに輸出すると、130円ももらえることになります。
円安で輸出商品が増えたのではなく、円安で大企業の収益を保証したのです。この実態を良く理解している大企業は、中小企業や働く人の賃金にお金を回しませんよね。貯蓄に回すのです。
円安が終わり、円高になったら、収益は激減するからですね。こんな【だまし】に大手新聞やテレビは、厳しく追及しない。安倍政権がマスコミを押さえているからです。
2016年は、この化けの皮をはがす年になりそうです。天命かどうか、7月には参院選が予定されています。衆参同時選挙が噂されています。この機会を逃しては、もうどうしようもありませんよね。

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