先日行われた関電株主総会で、大阪市の代理人として河合弁護士が発言しました。原発訴訟を手がけるリーダー弁護士です。
大阪市は新市長になっても、脱原発は崩さないようですね。以下に発言を紹介します。
「あなた方は再稼働が必要と繰り返しているが、福島事故の恐ろしさ、深刻さに言及しない。
首都圏を含む250キロ圏内が壊滅したかもしれない。
原発は国を滅ぼすかもしれない、そういう恐ろしいものなんだと(経営陣は)考えない。あなた方は亡国の経営をしている」
「関電だけが栄えていいのか。あなた方は今だけ、金だけ、自分だけ。
これを念仏のようにいって、自分がそういう状態になっていないか、よく反省してほしい。
原発が一つでも過酷事故を起こせば琵琶湖がやられる。
琵琶湖の水を飲んでいる人が1500万人いる、その水源地をやられる、それでいいんですか」
(森会長が「説明時間を守ってください」と注意)
「時間を守る前に命を守りましょう」
「みなさんの方針は原発、裁判頼み。それなら弁護士に社長やってもらえばいいじゃないか。
私が警告した通り、裁判所で(再稼働を)止められた。このリスクはこれからも続く」
「あなた方は裁判頼みという割には、裁判に不熱心。
異議審に勝つ見込みはほとんどなく、大阪高裁でも分からない。そこで勝っても何回も訴訟が起こってくる。
あなた方は原発推進をしている限り、枕を高くして眠れない。数千億円の金をギャンブルに賭けている。ギャンブル経営だ」
「取締役、こんなにいっぱい必要ない。こんな会社はない。
スリムにし、意思決定を迅速にするのがビジネスの世界。あなた方は化石のような会社だ」
(高橋たけぞう氏より引用)

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