豊洲市場移転先の不正工事問題があぶり出されています。あまりにもずさんで、犯罪のにおいがぷんぷんします。
「私は被害者」のような顔つきをしていた元石原知事ですが、発言を修正し、建物下のコンクリート箱案を「都の幹部に検討したらどうだ」と言ったことを認めました。
この辺りから、現状の不正が組み立てられ始めたのでしょうか。私にはそう思います。不正は、だいたい横やりから始まります。
実力者から横やりが入ると、検討せざるを得ず、その過程で利権が渦巻きます。埋め立てで1000億円近い額ですか。すごいお金です。
今回の地下の構造物を見たときに、ばれる可能性が高いことをあえてやったということですから、何らかの「力添え」があったとしか考えられませんよね。これほどの不正ですから、複数の人たちが絡んでいるでしょう。
でも、これが普通のことかもしれませんね。表に出ないだけで。こんなことを許していたら、日本沈没間違いなしです。
都庁職員や、利権者が、どうあぶり出されるか。何も「出なかった」では済まされません。

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