長ったらしい名前の、「電力改革」を「貫徹」するための委員会だそうです。「有識者会合」などと官僚達から持ち上げられています。
原発の廃炉に必要な費用を、電力利用者すべてに負担させようとする会合です。原発を批判し、原発を持たない新規電力会社に切り替えた電力利用者にも、負担させる議論です。
経済産業省は昨年、福島原発事故を経た後でも、「原発の電気は安い」と試算しています。この「阿呆」達の権限で、先の有識者会合の「委員」を決めることが出来ます。
委員を任命する権限を持つと、官僚達の意向に沿う委員を任命し、官僚達の描くシナリオに沿った結果を導くことが出来ます。
この構造を是非知っていただきたいと思います。官僚達の悪の根源です。「有識者会合」などと委員を持ち上げ、議論の結果を、さも「正義」と思わせる仕掛けです。
原発廃炉の費用が無限に膨らみ続けている現状に、その負担を、すべての電力利用者に押しつけようとする委員達。この事態に及んでも、「原発の電気は安い」と誤魔化しの試算をする経済産業省の官僚達。
「有識者」などは、原発関連企業の「利害関係者」と表現すべきです。

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