麻薬密売人などを次々と殺害しているフィリピン大統領。麻薬におぼれる人たちは、大土地所有者によるフィリピンの少数支配者達に富を独占され、貧困にあえいでいる人たちです。
大土地所有制を制限し、多くの貧しい人たちに農地を戻し、生産を上げれば、貧富の差が解消できます。
そこに手をつけず、麻薬被害という結果のみに強権を使うのは、とても容認できないですよね。安倍政権と似ています。
安倍政権も、経団連という大企業で構成される組織を優遇し、日本における貧富の差を広げています。
大戦後のGHQ大改革「農地解放」により、小作をしていた農家が、GHQにより大地主から農地を取り戻され、生産意欲を高め、日本の経済成長の大きな原動力となりました。
フィリピンもそうすべきですし、安倍政権も、貧富の差を縮める政策に変更すべきです。そうすることでしか、地域の経済を元気にすることが出来ません。
大企業を優先し、大企業が儲かると、庶民にそのおこぼれが回るというアベノミクスは、まさにアホノミクスと言われるゆえんです。
GDPの6割が、庶民の消費になっているのですから、まさに安倍政権は、日本の没落を「望んでいる」ことになります。こんな政権、自民党を、多くの有権者が支持するのですから、これこそが大問題です。

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