「富は、分かち合うことで力になる。独り占めすると争いになる」と書いた人がいました。柳沢協二という方です。分かりやすい言葉ですね。
トランプの政策は、「アメリカが第一」で、そのためにはルールを破っても、相手がどう思おうとやり通すと言う姿勢です。
「アメリカ第一」を訴えることで、国内の貧富の差をなくすのではなく、「トランプ第一」を実現しようとしています。
政権の運営には、お金持ちの人材をたくさん登用しています。トランプの矛盾です。果たして、トランプに投票した白人の低所得層、クリントン嫌いは、次回にトランプを選択するか。しないでしょうね。
「トランプ第一」は、一時的にはうまくいっても、続かないからです。
「富を独り占めすると争いになる」。法則ですよね。イギリスがEUを離脱し、EUのイギリス以外の国でも、混乱が見え始めています。韓国でも大混乱しています。韓国でも貧富の差が大きいですね。
安倍政権も同じです。マスコミに圧力をかけて安倍批判をおさえていますが、貧富の差を拡大する「経団連」政治は、地方を疲弊させ、貧富の差を拡大し、都市への人口集中をもたらせています。
争いの要因を増やしていますよね。時代が激しく変わる前段の様相を感じます。

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