福島原発事故を経て早7年。事故原因さえ解明されず、事故避難を余儀なくされた福島県の人たちやその近辺の人たちの支援さえ打ち切られます。
避難訓練をすれども、その実効性さえ保証されません。事故は起きないという前提(安全神話)での避難訓練だからですね。
事故を起こせば、住み慣れた土地から逃げざるを得ず、高齢の人たちは帰郷できても、若い人たちは無理です。
故郷の喪失です。人権の踏みにじりです。こんな悪政を、私たちは始めて体験しています。
分かっていて修正できない日本の政治、有権者。レミングというネズミの行動に、日本人は似ています。
レミングというネズミの集団がある規模に達しますと、大移動に走り、川や海に出会って、壊滅的被害を受ける行動パターンです。
70年ほど前に、日本という国が『中国侵略』『敗戦』という破滅的結果を生じさせましたが、福島原発事故により再び『戦争』並みの避難を余儀なくされました。
原発再稼働が次々となされています。自民党政権の主導で、官僚、司法までもなびかせ、日本の破滅に向かってまっしぐらです。信じられない現実です。

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