新型コロナ感染が世界的流行(パンデミック)にいたり、未だに収束していません。過去のパンデミック事例を見ると、収束後に大きな社会的変化が起きています。
私が最も期待すること、それは経済のグローバル化が修正されること、新自由主義が見直されることです。
行き過ぎた経済のグローバル化が、地方の雇用を奪い、都市への人口集中を促しました。地方の衰退です。
新自由主義はアメリカから生み出され、貧富の差が急激に拡大しました。アメリカにおける新型コロナの感染者数、死者数は、新自由主義の結果であると私は考えています。
経済のグローバル化で手痛い実害を受けた国々。パンデミックにより、「マスク」でさえ不足しました。
経済のグローバル化が、パンデミック時に、必要な物資の流通を止めたのですね。この点は必ず見直されるでしょう。
貧富の差を縮めること、労働に対する配分を見直すことも重視されるべきです。
新自由主義による効率(収益)第一主義は、社会的コストをカットし、新自由主義が行き届いた国ではコロナ被害が大きくなりました。
病院の病床数削減などは、その典型です。一定期間、治療が長引くと病院から放り出される制度もそうです。
病院の監査委員をしていますので、その実態が良く見えます。
コロナ禍後に社会がどう変わるべきか。それを実現するのは私たちの行動そのものです。

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